仙台の山奥で自転車に乗ったり転んだり

愛車の GIOS でサイクリングしたりポタリングしたり、それをブログに記録してみたり。ロードバイクや自転車や坂のことを書いてみたり。ときたまプログラムのことを忘れないようにメモってみたり。

VPSのCentOSマシンにmoshをインストール

出先からちょっとしたサーバのメンテナンスをする機会があるので、Moshおもしろそうだなーと思っていたんですが、導入の手順をみていてコンパイルなり必要になりそう……と躊躇していまいた。
ちょっとした機会でMoshを実際に使っている実例をみたので、この機会に準備してみました。

ちょっと調べた限りCentOSRPMをみつけられなかったので、fedoraRPMをビルドする方法が簡単そうだったので試してみました。
が、パッケージのチェックサムがあわなかったり、無理矢理チェックサムを無視してRPMをビルドしてみたり……どうもうまくいかない……コンパイルした方が早いな、とさっさとあきらめてしまいました。

で、ソースを落としてきてコンパイルしようしていると、./configureを実行すると「protobuf」がないとエラーが。確認してみると、Googleが公開している「Protocol Buffers」というライブラリのことのようなので、先にそちらをコンパイルしてから入れてみたら、正常にインストールできました。

# Install Protocol Buffers
$ cd /usr/local/src
$ wget http://protobuf.googlecode.com/files/protobuf-2.4.1.tar.bz2
$ tar xjvf protobuf-2.4.1.tar.bz2
$ cd protobuf-2.4.1
$ ./configure
$ make
$ sudo make install
# setting Protocol Buffer lib
$ export PKG_CONFIG_PATH=/usr/local/lib/pkgconfig
# Install mosh
$ wget https://github.com/downloads/keithw/mosh/mosh-1.2.3.tar.gz
$ tar xzvf mosh-1.2.3.tar.gz
$ ./configure
$ make
$ sudo make install

2013/2/15追記、VPSCentOSに入れたときのメモ。

protobufをインストール

$ cd /usr/local/src
$ sudo wget http://protobuf.googlecode.com/files/protobuf-2.5.0rc1.tar.bz2
$ sudo tar xjvf protobuf-2.5.0rc1.tar.bz2 
$ sudo chown -R $USER protobuf-2.5.0rc1
$ cd protobuf-2.5.0rc1
$ ./configure 
$ make
$ sudo make install 

pkg-config でライブラリの確認とコンパイルとリンクに必要なパラメータの取得

$ export PKG_CONFIG_PATH=/usr/local/lib/pkgconfig

依存しているみたいで怒られたので、ncurses-develをインストール

$ yum install ncurses-devel

moshを入れる

$ sudo mkdir mosh
$ sudo chown $USER mosh
$ cd mosh
$ git clone https://github.com/keithw/mosh.git
$ cd mosh/mosh
$ ./autogen.sh
$ ./configure
$ make
$ sudo make install

/usr/local/libの共有ライブラリ(.so)を参照してくれないので、環境変数を設定する。

$ sudo sh -c 'echo "/usr/local/lib" > /etc/ld.so.conf.d/usr-local-lib.conf'
$ sudo ldconfig -v